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あなたの職場にも、こんな人いませんか?
「さっきまでいたよね?」と思ったら、気づけばもういない…。
患者ケアや記録で忙しい中、どこかにフラリと消えてしまうナース。
毎回のように“サボリ力”を発揮し、周囲をイライラさせる存在――それが【サボリ=ナース】です。
一見すると無害そうですが、チームの空気をじわじわ乱す厄介者。今回は、そんなサボリ=ナースの生態をユーモラスに解剖していきます。
分類情報(名前/通称/分類/学名/生息地/特徴)

- 名前:サボリ=ナース(通称:神隠し看護師/ナースステーション不在の主)
- 分類:ナース図鑑 属・勤務回避科
- 学名:Nursus absentia habitualis
- 生息地:本来はナースステーションや病室だが、実際は給湯室やトイレに長時間滞在
- 特徴(外見・口癖):
- 口癖は「ちょっと○○行ってきます」「すぐ戻ります」
- 外見は普通、でもポケットにお菓子の包み紙が忍ばれていることも
- 笑顔で「今行こうと思ってたの」と切り抜ける器用さを持つ
- 勤務開始直後と終了間際に目撃率が高い
観察ポイント(起きがちなこと/周囲への影響)
- 「またいない!」と同僚の負担感が倍増
- 仕事が偏り、イライラが募る
- 患者からクレームが入ることでチーム全体が巻き込まれる
- ネタにされやすいが、信頼を失う原因にもなる
よくいる場所
- トイレ:なぜか長時間戻らず、スマホ持ち込み率高め
- 給湯室:コーヒー片手に雑談、気づけば15分経過
- 倉庫:物品整理という名目で休憩
- 屋外ベンチ:ちょっと一服のつもりが…
現場の目撃談(実体験)
- 新人の頃、先輩が「採血行ってくる」と言ったまま30分戻らず。結局、患者さんから「まだ来てない」とクレーム。探したら給湯室でコーヒー片手に談笑していました…。
- 夜勤のペアが突然いなくなり、ナースコール対応で走り回る羽目に。探してみるとトイレでスマホいじり中。汗だくの私は、思わず「あなたはどこの部署所属ですか?」と聞きたくなりました。
もし同僚にいたら(上手な付き合い方のコツ)
- 期待しすぎない:「いないかも」と想定して動くとイライラが減る
- 記録を残す:業務内容を共有ボードやカルテに書き残し、穴を最小限に
- 軽く声をかける:「次の処置、一緒にお願いしますね」と関わりを持つことで、逃げ場を減らす
- 深追いしない:注意や追及よりも「おかえり〜」くらいで軽く流すのが平和的
まとめ:笑いと小さな教訓
サボリ=ナースは迷惑でありながら、どこか憎めない存在。
職場では「またいない!」とネタにされ、飲み会では鉄板トークとして笑い話にされます。
でも現実には、一人がいなくなるだけで医療現場は一気に負担増。
信頼を守るためには――
「休みたいときは堂々と休む。働くときはしっかり働く。」
結局、このメリハリが一番健全なのかもしれません。
「いたいた!」「うちの病棟にもいた!」と思い出して笑いながら、少し背筋を伸ばすきっかけにしてもらえたら嬉しいです。
なんだかそれはそれで需要がありそうですが、現実にはあまり歓迎されませんね。