〜1年目ナースの私が味わった地獄〜
こんにちは、しずくです🌸
看護師をしていると、避けて通れないのが「人間関係」。 とくに師長との関係って、職場の空気を決めるくらい大きなもの。
私は看護師1年目の頃、それはもう強烈な“師長モラハラ”を受けた経験があります。
あの人はベテランには言わない
いま振り返っても、あの人は本当に不思議な人でした。 年上のベテランナースや、自分の上司にはとにかく「いい顔」。 にこにこして、気配りもする。でも…
私みたいな新人や、立場が弱いスタッフには別人のよう。
1対1の場ではにこにこしているのに、ナースステーションに戻った瞬間、 いきなり声を荒らげて怒鳴るんです。
みんなが振り返るほど怒鳴られた
「ちょっと、あなた何やってるの!?」
とにかく声が大きい。ナースステーションの全員が振り返るレベル。
何が悪かったのか、自分でもよくわからないことが多くて。 でも怒られている私を見て、周囲が気まずそうな顔になるのが一番辛かった。
なによりも悔しかったのは—— 明らかに師長が間違ってることでも、私のせいにされたこと。
誰も助けてくれない世界だった
誰かに相談したかった。でも、その師長は絶対的存在で、 誰も逆らえなかったんです。
みんな気づいてたと思う。 でも口には出さない。「波風立てたくない」空気が蔓延してて。
そのうち私も「私が悪いのかな」「もっと頑張らないと」って 思い込むようになりました。
2年間、そんな毎日を過ごしました。 毎朝胃が痛くて、制服を着るのが怖かった。
限界がきて、私は辞めた。
耐えて、耐えて、耐え続けて… 2年目の終わりに、とうとう身体も心も限界に。
辞めると決めたとき、はじめて「助けたいと思ってた」と 言ってくれた先輩がいました。
でも——遅いよね。
いま、同じ思いをしてる誰かへ
もし、いまあなたが同じような環境にいるなら 「逃げてもいい」って、伝えたい。
誰もあなたを守ってくれない場所に、ずっとい続けなくていい。
場は一つじゃない。 逃げることは、負けじゃない。
私はあの経験があったからこそ、 人に優しくなれたと思っています。 そして、あの頃の自分に言ってあげたい。
「よく頑張ったね」
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