悩める子羊ナースクリニックに転職したいけど、ボーナスってちゃんと出るの…?
そんな不安を抱える看護師さんは少なくありません。
実は、クリニックのボーナスは 勤務先の規模・開設者・経営方針によって大きく差 があります。
「寸志しか出ない職場」もあれば、「年間90万円以上」の高額ボーナスが支給されるクリニックもあるんです。
たとえば同じ「クリニック」でも
- 個人クリニックか
- 医療法人クリニックか
によって、金額にしっかり差が出ます。
この記事では、厚生労働省の統計データや実例をもとに、クリニック看護師のボーナス事情をわかりやすく解説します!



「クリニック=ボーナス少ない」は、ちょっと早とちりだよ!
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クリニックのボーナス事情は?


厚生労働省「第24回 医療経済実態調査(2025年)」によると、
クリニック(診療所)勤務の看護師の平均ボーナス額は 675,246円(約67万円) です。
| 開設者 | 平均賞与額 |
|---|---|
| 個人 | 600,339円 |
| 医療法人 | 674,915円 |
| その他(公的機関など) | 942,684円 |
| 全体平均 | 675,246円 |
一口に「クリニック」といっても、個人と医療法人で 7万円以上の差 があります。
その他(公的機関)のクリニックは高めの傾向ですが、実際に看護師さんが働く割合は少なめ。
多くの人にとっては 「個人」か「医療法人」 のどちらかが現実的な選択肢です。
病院ボーナスとクリニックボーナスの比較


「クリニックはボーナスが少ない」というイメージは、病院との比較 から生まれています。
同じく厚労省のデータを見てみましょう👇
| 開設者 | 病院の平均賞与額 | クリニックの平均賞与額 |
|---|---|---|
| 国立 | 1,280,089円 | ー |
| 公立 | 1,248,774円 | ー |
| 医療法人 | 783,082円 | 674,915円 |
| 個人 | 744,172円 | 600,339円 |
| 全体 | 1,021,187円 | 675,246円 |
これらのデータから見てみると・・・
✅ 国公立病院と個人クリニックの差は 約65万円!!
✅ 医療法人同士(医療法人病院VS医療法人クリニック)で比べると わずか約11万円の差!!
つまり、「国公立病院」と比べると差は大きく見えますが、
民間同士では 意外と差が少ない のが現実です。
さらに、クリニックは 基本給が高め に設定されていることも多く、
年間トータルの「年収」で見ると、病院とほぼ変わらないケースもあります。



ボーナス額だけで判断するのはもったいないよ!
ボーナスなしのクリニックもある?!
注意してほしいのは、ボーナスは法律で義務付けられていない ということ。
つまり、支給がないケースも普通にあります。
- 経営状況が悪化している
- パート勤務で支給対象外
- 入職して間もない(査定期間外)
- 契約に「業績による」「寸志」と記載されている
- オープニング間もない(制度が未整備)
特にオープニング間もないクリニックは、賞与制度が整っておらず「初年度は寸志のみ」というケースが非常に多いです。
ただし、大手医療法人では「採用強化のため初年度からボーナス支給」という例外もあります。



“ボーナスあり”の文字だけで決めちゃダメ! “支給実績” をチェック!
ボーナスを上げるためにできること


「クリニックだから仕方ない…」と思うのはまだ早いです。
働き方次第で、ボーナス額を増やすことも可能です!
① 役職に就く
- 役職手当や昇給
看護主任・看護師長などの役職に就くと、役職手当が支給されたり基本給が上がったりするため、ボーナス額もアップします。 - キャリアアップの評価
リーダー的な役割を担うことで、マネジメントスキルなどが評価されやすくなり、昇給やボーナスアップにつながります。



ちょっと責任あるポジションって、実はボーナスに直結するよ
② 上位資格を取得する
- 資格手当でボーナスUP
専門看護師・認定看護師などの資格を取得することで、資格手当が支給され、基本給が上がるためボーナスも増える傾向があります。 - 現場で活かせる資格を選ぶのがコツ
診療科に合った資格を選ぶと評価されやすく、ボーナス額にも反映されやすいです。
【🏅 クリニックで活かせる資格・スキル一覧】
| 診療科・分野 | 資格・スキル名 | 特徴・評価されやすいポイント |
|---|---|---|
| 🫁内科・循環器 | 糖尿病療養指導士(CDEJ) 慢性心不全看護認定看護師 特定行為研修修了者 | 生活習慣病管理・フォローアップ力が高く評価される/処置スキルがあると即戦力に |
| 🧪 婦人科・産科 | 体外受精コーディネーター 不妊カウンセラー 助産師 | 不妊治療・分娩サポートなど専門性が高く、手当・昇給につながりやすい |
| 🧒 小児科 | 小児看護認定看護師 小児救急看護認定看護師 | 急変対応力・家族支援スキルが評価される |
| 🩺 透析クリニック | 透析技術認定士 慢性腎臓病療養指導看護師(CKD看護) | 専門性が高く、ボーナスや役職の対象になりやすい |
| 🦷 美容・自費診療 | 美容医療ディプロマ(ヒアルロン酸・レーザーなど) 医療脱毛・医療エステ関連講習修了 | インセンティブ対象になるケース多数/経験者優遇 |
| 🧠 横断的(全診療科) | BLS・ACLS 感染管理認定看護師(ICN) 緩和ケア・在宅看護関連資格 | どのクリニックでも重宝されやすい/採用・昇給・評価で有利 |



“なんでも取る”より、“そのクリニックで光る資格”を選ぶのがコツ!
③ 転職する
- ボーナス制度が整った職場へ
ボーナスが出ない、もしくは支給額が低いクリニックから、ボーナス制度がしっかり整っている職場へ転職するのも一つの手です。 - 経営が安定している職場を選ぶ
従業員数が多い医療法人や国立病院などは経営が安定しており、ボーナス額も高い傾向があります。 - 転職のタイミングも重要
3月(年度末)や11月(決算期)は、好条件の求人が増えやすい時期。支給後に転職することで、現在のボーナスも取りこぼさずに済みます。
転職直後のボーナスは、支給されなかったり寸志程度になる場合があるため、転職時期はよく計画することが大切です!



“もらえない”じゃなくて、“どう増やすか”が大事
まとめ:ボーナスの差を理解して賢く選ぼう
- クリニック看護師の平均ボーナスは 約67万円!
- 国公立病院との差は大きいが、医療法人との比較では 意外と差は小さい!
- 「ボーナスなし」のクリニックもあるため、支給実績の確認が必須!
- スキルアップや転職によって、ボーナス額を伸ばすことも可能!



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最後までお読みいただき、ありがとうございました!


