看護師が病棟を辞めて得たもの|辞めたい理由と後悔しないための準備法

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病棟看護師を辞めて後悔はある?実際に得られた意外なメリットを解説するサムネイル画像
悩める子羊ナース

夜勤で生活リズムがボロボロ・・・

悩める子羊ナース

業務量が多くて毎日クタクタ・・・

悩める子羊ナース

人間関係に疲れた・・・

病棟看護師をしていると、こうした悩みを抱える方は少なくありません。
「病棟を辞めるのはもったいない」と周囲から言われることもありますが、実際に辞めて後悔するのでしょうか?

私自身、病棟勤務を続けるか悩みながらズルズル働いていた時期がありました。
「急性期で経験を積まなきゃ」という思い込みもありましたが、心も体も限界。

思い切って病棟を離れ、クリニックの仕事に移ってからは、看護師の仕事そのものを「楽しい」と思えるようになりました。

サイコン

私は病棟を辞めて、何一つ後悔していません♬

この記事では、

  • 病棟看護師を辞めた理由
  • 病棟看護師を辞めて得られたこと
  • 後悔しないためにやっておくべき準備
    を、私の体験を交えて解説します。

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目次

病棟看護師をやめた理由

1、人間関係のストレス

病棟は閉鎖的な空間で働くため、人間関係が濃密になりやすい職場です。少人数でチームを組んで働くことが多く、「合う・合わない」がダイレクトに日常に影響してきます。

特に多いのは 派閥やグループ の存在。
「この先輩の派閥に属さないと孤立する」「仲良しグループに入らないと仕事も回しにくい」など、仕事よりも人間関係に気を使う場面が多々あります。仲間外れや無視といった“陰湿ないじめ”が起こることも珍しくありません。

さらに、先輩や師長からの理不尽な叱責やパワハラまがいの指導 も大きなストレス要因です。
「ちょっとしたミスを大声で叱責される」「報告しても“そんなこともわからないの?”と突き返される」など、委縮してしまい、業務に集中できなくなることもあります。

新人や若手に特有の悩みは、“空気を読む文化” によるもの。
「先輩が忙しそうだから質問できない」「聞きたいけど“調べろ”と言われそうで怖い」といった理由で、相談できずに不安を抱え込みがちです。結果として、知識不足や技術の遅れに直結し、ますます自信を失ってしまう悪循環に陥ります。

こうした人間関係のストレスは、単なる“職場の雰囲気”にとどまりません。
「患者さんより同僚の顔色を気にしてしまう」ようになり、看護師として本来大切にしたいはずの“患者さんへの看護”に集中できなくなってしまうのです。

サイコン

人間関係さえ良ければ続けられるのに…と思っていました

精神的な消耗が積み重なり、「もう病棟は無理」と感じて辞める大きなきっかけになります。

2、業務量の多さ

病棟看護師の特徴といえば、なんといっても 終わりの見えない業務の山
日勤だけでも残業1〜2時間は当たり前で、定時で帰れる日はほとんどありません。

しかも、勤務開始前からすでに仕事は始まっています。
「情報収集のために勤務時間より早く出勤する」=前残業 が暗黙のルールのようになっており、これに残業代はつかないことがほとんど。スタートからすでに体力と気力を削られるのが実情です。

サイコン

残業代が出ない“前残業”って、病棟看護師あるあるだよね…

日常業務は、清潔ケアやバイタルチェック、点滴管理、術前・術後の観察や処置、不穏患者への対応など盛りだくさん。さらに突発的に 緊急入院や急変対応 が発生すれば、予定していた業務は一気に崩れてしまいます。

また、病棟業務は患者対応だけで終わりません。
委員会活動・係の仕事・院内研修・勉強会 など、看護師としての「付帯業務」も膨大。資料作りや研究発表の準備で休日が潰れることもあり、「せっかくの休みなのに病棟のことを考えている」状態が続きます。

タイムスケジュールを立てても予定通りに進むことは少なく、食事やトイレを後回しにしてでも業務を回さざるを得ない日も珍しくありません。

こうして毎日「業務に追われる」感覚が積み重なり、気づけば「自分の生活のほとんどを病棟に取られている」と感じるようになります。
これが続くと疲労はもちろん、「このまま一生、病棟に縛られて生きていくのか…?」という絶望感にまでつながってしまいます。

3、夜勤の辛さ

夜勤は体への負担が想像以上に大きい働き方です。少人数体制のため、一人にかかる責任が重く、急変対応や判断を迫られる場面では強いプレッシャーを感じます。人手が少ない分、一人あたりの担当患者数が増え、夜間でも処置や記録に追われることも多いのです。

また、日勤と夜勤が混ざることで生活リズムが乱れ、慢性的な睡眠不足に陥りやすくなります。日中に眠ろうとしても深く眠れず、ホルモンバランスの乱れや体調不良につながることも少なくありません。仮眠が設けられていても、緊張や業務の合間ではなかなか休めず、疲労が蓄積していきます。

さらに夜勤を続けると、家庭や友人との生活時間が合わず、プライベートが犠牲になりがちです。特に子育てや家族との時間を大切にしたい人にとっては「この働き方をいつまで続けられるのか」という不安を強く感じる瞬間が増えていきます。

サイコン

夜勤って“お金のため”って割り切っても、体が先に悲鳴をあげるんだよね…

4、精神的負担

病棟は常に強いプレッシャーの中で働く環境です。急変対応や患者さんの状態悪化に即座に対応しなければならず、「ミスは絶対に許されない」という責任の重さがのしかかります。リーダー業務や夜勤の責任者を任されることも多く、気を張り詰めたまま働き続けるため、心がすり減っていきます。

サイコン

誇りを持てる仕事だけど、心と体を削りすぎると続けられなくなる…

さらに少人数体制の夜勤では、1人あたりの担当患者数が多くなり、記録や処置に追われて休む暇もありません。「日勤より楽」と思われがちですが、実際には業務量が増え、判断を誤れば大きな事故につながるという緊張感も強いのです。

「失敗したらどうしよう」「また残業になるかもしれない」と毎日不安を抱え、やりたい看護よりも“やらなければならない業務”に追われる状態が続くと、やがて自己嫌悪に陥り「もう限界かもしれない」と感じる人も少なくありません。

病棟看護師を辞めて得られたこと

1、心の余裕と安心感

病棟を辞めて一番大きく感じた変化は「心の余裕が戻ったこと」です。

転職して環境を変えたことで、まず人間関係の悪循環を断ち切ることができました。今は愚痴ではなく、「今日こんなことがあったよ」「患者さんが喜んでくれたよ」と前向きな会話が増えています。

サイコン

愚痴ループから脱出成功!

人間関係に振り回されなくなった分、看護そのものに集中できるようになり、自然と「看護が好きだ」という気持ちを取り戻せました。

余計なストレスから解放され、心に安心感が戻ったことで、「この仕事を長く続けたい」と素直に思えるようになりました。

2、ワークライフバランスの改善

残業がほとんどなくなったことで、仕事終わりの時間も有効に使えるようになりました。夕食をゆっくり作ったり、家族や友人と食事をしたり、日常に小さな充実感が増えています。

そして、休日に完全に仕事を忘れて過ごせる環境。趣味や自分の学びに時間を使えるようになりました。「働くために生きている」のではなく「自分の生活の一部として仕事をしている」感覚を取り戻せたのです。これは私にとって最大の収穫でした。

この変化は、心身の健康を保ちながら長く看護師を続けていくために、とても大切なことだと感じています。

サイコン

自分の時間を取り戻せると、看護も人生も楽しい!

3、生活リズムの安定

夜勤のない働き方に変えてから、まず驚いたのは「睡眠の質が圧倒的に改善したこと」です。夜は布団に入れば自然と眠れて、朝もすっきり目が覚める。これまで当たり前だと思っていた疲労感やだるさが消え、1日を軽やかに過ごせるようになりました。

生活リズムが整うだけで、体調の安定はもちろん、気分まで前向きになれるのは大きな変化です。日中に家族と一緒にごはんを食べたり、友人と予定を合わせやすくなったことで、「人と同じ時間を共有できる安心感」が精神的な支えになっています。

かつては夜勤明けで一日中寝て終わり、「せっかくの休みが台無し」と感じることもありましたが、今は仕事と生活のリズムが噛み合い、毎日が充実しています。もし「夜勤に戻りたいか?」と聞かれれば、迷うことなく「NO」と答えます。

4、看護の楽しさを再発見

辞めてからは、患者さんと一人ひとり向き合える余裕ができ、看護が好きだと改めて思えるようになりました。

以前は大変さの方が上回っていたため、好きだという気持ちすら忘れていたのです。

今は「患者さんとゆっくり会話ができる」「自分のやりたい看護ができる」という実感があり、初心に帰ったような気持ちで働けています。

サイコン

やりたい看護ができると、仕事が楽しくなったよ!

病棟看護師を辞めて後悔しないためにやっておくべき準備

病棟を辞めたいと思ったときに大切なのは「辞めたい気持ち」だけで突っ走らず、辞めた後の自分をどうしたいかまで具体的に考えることです。準備不足で退職すると、次の職場でも同じ悩みを繰り返す可能性があります。

サイコン

ノートに書き出してみると、整理がつくよ!

1、辞めたい理由を深く掘り下げる

「とにかく人間関係が嫌」「夜勤がつらい」など漠然とした理由ではなく、どの場面がつらいのかを具体的に分析しましょう。

人間関係 → 特定の上司なのか、病棟特有の派閥構造なのか

業務量 → 人手不足か、委員会・研究などの文化的背景か

キャリア不安 → 今の分野での限界か、新しい分野に挑戦したいのか

こうして整理することで、「次はこういう環境なら続けられる」という条件が見えてきます。実際に書き出してみると、自分の気持ちが意外とクリアになり、ただの愚痴ではなく行動につながる“理由”に変わります。

2、次の職場に求める条件を明確にする

すべての希望を満たす職場は少ないからこそ、優先順位づけが大切です。

絶対に譲れない条件 → 夜勤なし、残業少なめ など
希望する条件 → 給与は現状維持、通勤が楽 など
妥協できる条件 → 給与は多少下がってもいいから夜勤なし など

優先順位がはっきりしていると、求人を見るときに「なんとなく良さそう」で決めて後悔することが減ります。また、面接で「なぜその職場を選んだのか」と聞かれたときも、自分の軸があることで説得力を持って答えられます。

3、病棟以外の選択肢を知る

クリニック・訪問看護・介護施設・企業看護師など、病棟以外の働き方は意外と多いものです。実際に体験談を調べると「こんな世界があったのか」と視野が広がります。

特にクリニックや訪問看護は「患者さん一人ひとりにじっくり関われる」ことが大きな特徴。介護施設では生活全般の支援を通じて、長期的な関わりができます。病棟以外で働く自分をイメージするだけでも、心が軽くなる人は多いです。「看護師=病棟」だけではないことを知るのは、後悔しない転職の第一歩です。

4、徹底的に情報収集する

求人票だけでは分からないことは多いです。求人票以外の情報収集は必須です。

転職エージェントから内部情報を聞く

職場見学をして雰囲気をチェックする

面接で残業や有給消化率を確認する

特に「職場見学」はおすすめです。働いている人の表情や雰囲気を肌で感じると、その職場のリアルな姿が見えてきます。

エージェントを使えば、自分では聞きにくい内部事情(人間関係や離職率など)も知ることができ、ギャップを減らせます。「入ってから後悔」を避けるために、情報収集は怠らないことが大切です。

ここまでやることで「思っていたのと違った」という後悔を避けられます。

人間関係や離職率などを面接で直接聞くのは不安…」という方は、レバウェル看護に相談するのがおすすめ。
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5、円満退職を意識する

退職は次のスタートライン。人間関係をこじらせたまま辞めると、後味が悪くなります。

退職を決めたら

余裕をもって退職時期を伝える(職場の規定に従う)

引き継ぎを丁寧にする

・最後に感謝を伝える

「気持ちよく辞める」ことが、次の職場で気持ちよく働くための第一歩です。

感情的になって辞めると、後で「あんな辞め方しなければよかった」と後悔する人は少なくありません。

逆に、円満に退職できると「今でも元職場とつながりがある」「困ったときに相談できる」など、自分の強みになります。辞めるときほど、冷静さと誠実さを大切にしましょう。

6、看護師以外の道も考えてみる

もし「看護そのものに限界を感じる」なら、一度休む、あるいは異業種に挑戦するのも選択肢です。看護師資格を持つことで医療関連企業など活躍の場は広くあります。

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最後までお読みいただき、ありがとうございました。

病棟看護師を辞めて後悔はある?実際に得られた意外なメリットを解説するサムネイル画像

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