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あなたの職場にも、こんな人いませんか?
「またあの人来てない…」と始業時間になっても姿が見えない。ようやく到着したと思ったら、息を切らしながら「すみませ〜ん!電車が…!」と毎度のお決まりパターン。
一度や二度なら誰にでもある遅刻。でも常習化すると、同僚はイライラを通り越して「あぁ、あの人なら仕方ないか」と諦めモードに突入します。
今回は、そんな“出勤ギリギリ”を繰り返す【ギリギリ=ナース】の生態を、笑いと共感で観察します。
分類情報(名前/通称/分類/学名/生息地/特徴)

- 名前:ギリギリ=ナース(通称:ギリギリ女王/置き時計の敵)
- 分類:ナース図鑑 属・時間感覚不全科
- 学名:Nursus tardius repetitus
- 生息地:ナースステーション付近(ただし出勤時間にはまだ自宅か電車内)
- 特徴(外見・口癖):
- 口癖は「電車が遅れてて」「アラーム鳴らなかったんです」
- 髪を結びながらステーションに登場することもある
- 白衣のポケットから物が飛び出したまま駆け込む
- 息を切らしつつ「ごめんごめん〜!」と笑顔でごまかすスキルを持つ
観察ポイント(起きがちなこと/周囲への影響)
- バイタル測定や申し送りのスタートが遅れる
- 患者対応がギリギリで、同僚の胃がキリキリ
- 常習化すると「どうせ遅れる人」と信頼を失う
- 飲み会では必ずネタにされる愛されキャラでもある
よくいる場所
- 大学病院の大規模病棟(人手が多く数分遅れが目立たない)
- 夜勤明けの勉強会(眠気に負けて二度寝)
- 外来クリニック(院長が温厚で「まぁいいよ」で済まされる)
現場の目撃談(実体験)
- 私が新人の頃、ある先輩は毎回ギリギリ出勤。私たちがすでにバイタル測定を始めている時間に駆け込んできて、「電車止まってて〜」が口癖でした。ところが同じ路線のスタッフは全員定刻通りに来ていて、ステーションが一瞬シーン…その後クスクス笑いが広がったのを覚えています。
- 別の病棟では、ギリギリ=ナースが申し送りの直前に滑り込み。座るなり「えっと…何からだっけ?」と慌ててメモを広げるので、最初の数分が完全に中断。朝から全員のリズムが崩れて、ため息がもれました。
もし同僚にいたら(上手な付き合い方のコツ)
- タイムカードやログイン履歴でごまかせないことを伝える
- 遅刻を責めるより「早め行動の工夫」を一緒に考える
- 常習化している場合は上司を交えて共有し、本人任せにしない
- 飲み会ではあえてネタに昇華して、笑い飛ばす余裕を持つ
まとめ
ギリギリ=ナースは、迷惑でありつつもどこか憎めない存在。
職場の飲み会では必ず話題にされる“愛されキャラ”でもあります。
とはいえ、時間を守ることはチームワークや患者の安全に直結する大切なマナー。
「遅刻は誰にでもあるけれど、常習化すると信用を失う」――そんな教訓を思い出させてくれる存在です。
きっとあなたも「いたいた!」「うちの病棟にもいた!」と誰かの顔を思い浮かべたはず。