目次
あなたの職場にも、こんな人いませんか?
ナースステーションにいるだけで空気がピリッと張り詰める人。
「声が小さい!」「泣くなら辞めろ!」と雷を落とすその姿は、まさに昭和の職場を象徴する存在。
怖いけれど、どこかで笑い話になっているのも事実。今回は、そんな“昭和ナース”をユーモラスに観察していきます。
分類情報(名前/通称/分類/学名/生息地/特徴)

- 名前:オコリ=ナース(通称:昭和の雷ナース)
- 分類:昭和型感情爆発属・怒鳴鳴科(ドナナキカ)
- 学名:Okotteru-youna-tsumorijanai-dakedo-natteiru
- 生息地:ナースステーションの誰も座りたがらない席、笑い声がすると素早く振り向く位置、新人が集まる場所のすぐ後ろ
- 特徴(外見・口癖):
- 声量=権力だと信じている
- 口癖は「昔はもっと厳しかった」「声が小さい」「泣くなら辞めな」
- 質問すると「調べて来い」→ 調べていくと「勝手に判断するな」
- 朝礼や引き継ぎは説法モード
- パソコンを睨むことで“仕事してます”アピール
観察ポイント(起きがちなこと/周囲への影響)
- 場の空気を一瞬で凍りつかせるスキルはICU級
- 患者の前で怒鳴ることで後輩の自尊心がズタズタに
- 「泣く=成長」と本気で思っている節がある
- 怖さゆえに周囲の報連相が途絶え、余計に事故リスクが高まる
- 後輩からは「怖い先輩」ではなく「めんどくさい人」へと分類が変化
よくいる場所
- 物品庫で物に八つ当たりしながら在庫を探している
- 病棟ラウンド中にスタッフのミスを患者の前で実況中継
- 休憩室でお菓子を食べながら“昔話”を延々と語る
現場の目撃談(実体験)
- 「“声が小さい!”と怒鳴られて、震えながらインシデントを書いた」
- 「“泣いてナンボ”と言われたけど、泣く前に辞めたかった」
- 「患者さんの前で“なんでできないの?”と怒られ、穴があったら入りたかった」
もし同僚にいたら(上手な付き合い方のコツ)
- 場を和ませる“ジョーク返し”は逆効果。火に油を注ぐだけ
- 叱責の最中はあえて短く「はい」で返す。波をやり過ごすのが得策
- 信頼できる先輩や上司に相談し、個人で抱え込まない
- 指導とパワハラの線引きが曖昧なときは、きちんと記録を残しておく
まとめ
昭和ナースは、怖いを通り越して伝説級の存在。
確かに厳しさから学んだこともあったけれど、泣きながら帰った夜もありました。
けれど今では「うちの病棟にもいたよね」「あの人に怒鳴られたのが一番の思い出かも」と飲み会の鉄板ネタ。
恐怖の対象でありながら、笑い話として語り継がれるのもまた昭和ナースの宿命です。