看護師の退職は、ただの“手続き”ではありません。
それは、心の消耗戦です。
「人が足りないから」「せめてあと少し」──そんな言葉に、何度も気持ちが揺れた人も多いはずです。
私もそのひとりでした。
「家庭の事情で辞めたい」と伝えたとき、上司からは「今は人手足りないから困る」「パートなら続けられるでしょ」と言われ、気づけば辞められない空気に。
気づけば、3か月後に辞める予定が半年後に延びていたんです。
サイコン人が足りないのは、あなたのせいじゃない。会社の責任だよね。
この記事では、そんな経験を踏まえて
「円満に、でも確実に退職する」ための準備とコツをわかりやすく解説します。
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退職を考えたときにまずやるべき3つの準備


① 家族と話しておく
退職は、生活全体を変える大きな決断。
不安や迷いを一人で抱え込むより、家族に正直に気持ちを話すことで整理がつきます。
「辞めたい理由」だけでなく、
「今後どう働きたいか」「収入や生活をどうするか」も一緒に考えると◎。
共感と理解を得るだけで、心がぐっと軽くなります。
② 転職先を探すタイミングを考える
退職を切り出す前に次の職場が決まっていると、気持ちが安定します。
私は「次が決まっていないまま」辞める話をした結果、引き止められてズルズル延びた経験がありました。
転職活動は、退職交渉前にスタートするのが鉄則です。
内定があると、引き止めにも動じずに話を進められます。



「次が決まっている」って言葉は、実は最強ワード!
③ ボーナスと有休の時期をチェック
退職時期を少しずらすだけで、受け取れるボーナスや有休の消化額が変わることも。
私は退職を切り出したときに、
「そんなこと言うとボーナス査定に響くよ」と言われたことがあります。
半期がんばったご褒美のはずなのに、辞めると減らされるなんて理不尽。
今思えば、ボーナス支給直後に退職を伝えるのが最も安全でした。
上司・師長に退職を伝える正しい方法


退職を切り出す瞬間って、何度経験しても緊張しますよね。
「どう言えば角が立たないかな」「また引き止められたらどうしよう」──そんな不安、痛いほどわかります。
でも、伝え方のコツを押さえれば、トラブルを最小限に抑えることができます。
伝えるタイミングは「1〜3か月前」が理想
病院の就業規則で「1か月前」と定めている場合もあるので、まずは確認を。
規定に沿って伝えれば、「常識的に動いている」印象を与え、揉めにくくなります。
ただし──
体調不良や強いストレスで限界を感じている場合は、2週間前でも退職可能です。
法律(民法第627条)でしっかり定められています。
心身が限界なら、「自分を守る退職」を選んでください。
退職を伝える言い方
❌NGな言い方
- 「相談があります・・・」
- 「ちょっと迷っているのですが・・・」
- 「できれば辞めたいと思っていて・・・」
こうした言葉は、“まだ話し合いで止められる”と上司に思わせてしまいます。
⭕OKな言い方
- 「一身上の都合により、◯月末で退職させていただきます」
- 「次の就職先が決まりましたので、◯月末を目処に退職いたします」
退職は決定事項として伝えるのがコツです。
私はこれまで「親の介護」「結婚」「体調不良」などいろんな理由を使ってきましたが、
一番スムーズだったのは、やっぱり「次の職場が決まったので」という伝え方でした。



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退職願と退職届の違いと書き方
看護師の退職で迷いがちなのが、「退職願」と「退職届」。
実はこの2つ、意味がまったく違います。
- 退職願:退職をお願いする書類(撤回可能)
- 退職届:退職を確定させる通知書(撤回不可)
私はこれまで何度も退職してきましたが、基本は退職届だけでOK。
まず口頭で了承を得てから提出するのがスムーズです。
退職届の書き方(例文)
書式はA4の白い用紙でOK。縦書き・横書きどちらでも大丈夫です。
便箋でも、Wordなどで作って印刷してもOK。
文面はシンプルで構いません。
退職届
このたび、一身上の都合により、令和○年○月○日をもって退職いたします。
令和○年○月○日
〇〇病院 院長 〇〇殿
所属 看護部 氏名 〇〇〇〇 印
提出時は封筒に入れて渡すのがマナー。
封筒の表には「退職届」、裏に氏名を記入しましょう。
看護師の退職でよくあるトラブルと回避法
① 理由を深掘りされるケース
「休職したら?」「時短にすれば?」など、辞めさせない提案はよくあります。
どんなに掘り下げられても、「一身上の都合です」だけでOK。
感情的な説明は不要です。
② 退職時期をずらされるケース
「新人が入るまで」「繁忙期が終わるまで」──よくある引き止めワードです。
でも、法律上は2週間前の申し出で退職可能。
譲歩しすぎず、自分の予定を優先しましょう。
③ 有休を使わせてもらえないケース
「辞める人が有休なんて取れない」
「うちは買い取りしないから出勤してもらうね」
──そんな言葉、聞いたことありませんか?
でも、有休はあなたの立派な権利です。
労働基準法第39条で「退職前でも取得できる」と明記されています。
💡 有休をスムーズに消化するコツ
- 早めに希望日を伝える(1〜2か月前が理想)
- 引き継ぎ計画とセットで出すと通りやすい
- 「買い取り」より「消化」を優先(買い取りは任意、消化は義務)
- 拒否されたら書面で申請・記録を残す
私も「買い取りできないから出勤して」と言われましたが、
スケジュールを逆算して最終出勤の2週間前から有休に突入。
気持ちよく退職できました。
④ 退職届を受け取ってもらえないケース
「忙しいから後で」「まだ時期じゃない」と言われても大丈夫。
内容証明郵便で送れば、法的に有効な退職通知になります。
⑤ 退職直前の“NG行動”に注意!
退職直前は、気持ちが揺れてつい愚痴が出やすい時期。
でも、病院や上司、同僚の悪口を言って辞めるのは絶対にNG。
噂はすぐに広まり、次の職場に悪印象を残すこともあります。
最後は静かに、堂々と去るのがいちばん美しい退職。
まとめ|静かに、そして前向きに辞めよう
退職は「逃げ」じゃありません。
自分の人生を自分で選ぶ前進です。
つらい職場から抜け出すことも、立派な決断。
どうか、自分を責めずに次のステージへ進んでください。
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