看護師って、ライフステージや人間関係の影響で転職や職場変更をしやすい職業です。
実際、看護職員の離職率は毎年10%前後で推移していて、1〜2回の転職を経験している人も珍しくありません。
でも、「転職が多いと採用されにくいのかな…」と不安に感じる人も多いはず。
私もこれまでに7回転職してきました。
最初は「こんなに変わって大丈夫かな」と心配だったけど、今の職場では人間関係も良好で、ようやく自分に合う働き方にたどり着いたと感じています。
だから断言できます。
サイコン転職回数が多くても、採用されるし大丈夫!!w
大切なのは転職回数ではなく、どう乗り越えてきたか。
この記事では、転職が多くても選ばれる看護師の共通点と、面接で印象を悪くしない伝え方を紹介します。
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看護師は転職が多い職業って本当?
看護師として働いていると、
「○○さん、また転職するんだって」
「看護師って、ほんとみんな職場よく変えるよね」
──そんな会話、聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。
実際、看護師の世界では転職=珍しいことではありません。
でも、「多いってどのくらい?」「自分は転職しすぎなのかな…?」と不安に感じる人もいますよね。
ここでは、厚生労働省のデータをもとに、看護師の転職回数の実態を見ていきましょう。
全国平均と看護師の転職回数の違い
「看護師は転職が多い」とよく言われますが、実際にはどうでしょうか。
厚生労働省の「看護職員就業状況等実態調査」によると、転職(退職)経験が0回の人は約45%、1回が約24%、2回が約14%、3回が約8%という結果でした。
つまり、半数以上の看護師が1回以上の転職を経験していることになります。



ちなみに、私みたいに5回以上転職した人は3.4%います!
医療現場では、夜勤・人間関係・ライフステージの変化など、職場を変えるきっかけが多いのが特徴。
「転職が多い=落ち着きがない」と一概に言えないのは、業界全体が流動的だからこそです。
転職が多い=マイナスではない理由
「転職回数が多いと採用されにくいのでは?」
そんな不安を抱える人も多いですが、実際には転職回数の多さそのものより、“転職の理由”と“そこで何を得たか”のほうが重視されます。
たとえば👇
- 出産や育児、家族の介護など、ライフイベントに合わせた転職
- 職場環境の改善や、働き方の見直しを目的とした転職
- 新しい分野への挑戦によるスキルアップ転職
こうした理由が明確なら、マイナスどころか「前向きにキャリアを築いている」と評価されるケースもあります。
一方で、一つの職場に長く留まりすぎることにもデメリットがあります。
他の職場を知らないことで、
- 他院で通用するスキルや専門性を身につけにくい
- 視野が狭くなり、環境の変化に適応しにくくなる
- キャリアアップのチャンスを逃す
といったリスクが生じます。
結果として、「社外での自分の市場価値」が下がったり、モチベーションの低下につながることも。
つまり、「転職が多い=不安定」ではなく、「環境を変えながら成長してきた人」という見方もできます。
大切なのは、“何回転職したか”ではなく、“その経験でどう成長したか”です。
転職回数が多くても、伝え方で印象は変わる
転職の多さはマイナス面だけではありません。
ですが、「なぜ辞めたのか」「どう次に活かすのか」を上手に伝えられるかどうかで、面接の印象は大きく変わります。
採用担当者が気にしているのは、転職回数そのものではなく、
「またすぐ辞めないか?」
「前職の経験をどう次に活かすつもりか?」
この2点です。
つまり、「過去の退職理由」と「これからの働き方」がつながっていることが何より大切。
「夜勤がつらかった」ではなく、
「だからこそ日勤で長く続けられる職場を選びたい」
こう変換できれば、それは立派な“前向きな理由”になります。
※退職理由の伝え方や、OK/NG例は下記の記事でくわしく紹介しています!
👉 [看護師面接|退職理由の伝え方とNG例まとめ](関連記事リンク)
転職回数が多いと採用に不利になるケース
「転職が多いのは珍しくない」とはいえ、すべてのケースで有利に働くわけではありません。
採用担当者が不安を感じやすいのは、“短期離職が続いている場合”や“理由の一貫性がない場合”です。
ここでは、転職がマイナス印象になりやすい代表的な3つのケースを見ていきます!
短期間で辞めている場合
入職して数か月〜1年以内に辞めるケースが続いていると、「またすぐ辞めてしまうのでは?」と心配されがちです。
看護師業界では人手不足が深刻なため、せっかく採用しても短期で離職されると職場のダメージが大きいからです。
もちろん、ハラスメントや労働環境の悪化など、やむを得ない理由での退職なら問題ありません。
大切なのは、「辞めた背景」よりも「次の職場でどうしたいか」をセットで伝えること。
たとえば、
「前職では業務量が多く、患者さん一人ひとりに丁寧に関われませんでした。
だからこそ、今回はクリニックのようにじっくり関われる職場を選びました。」
このように語れると、短期離職=逃げではなく、目的を持った転職として伝わります。
同じ理由で辞め続けている場合
「人間関係が合わなかった」「忙しすぎた」など、似た理由が続くと、
採用側は「この人はどんな職場でも同じ理由で辞めてしまうのでは?」と感じてしまいます。
大切なのは、過去を繰り返さないための具体的な行動を示すこと。
たとえば、
- 「忙しい職場で学んだ時間配分を活かし、今後は予約制の職場で落ち着いて働きたい」
- 「人間関係で悩んだ経験をきっかけに、報連相を意識してコミュニケーションを改善した」
このように、過去の課題をどう乗り越えたかを伝えられると印象が大きく変わります。
「人間関係が原因」だけだと印象が弱い理由
看護師の転職理由として最も多いのが「人間関係」。
実際、どんな職場にも少なからず人間関係のストレスはあります。
ただし、「人間関係が悪かったから辞めた」だけでは、面接官に他責的な印象を与えてしまうことがあります。
採用側は「うちでも同じように合わなかったらどうする?」と不安に感じてしまうのです。
だからこそ、何が原因でうまくいかなかったのかを一歩深掘りして伝えることが大切です。
たとえば、
「報告・連携の方法が統一されておらず、ミスが起こりやすい環境でした。
自分もその経験を通して、次はチームで共有が徹底されている職場で働きたいと思うようになりました。」
このように伝えれば、ただの愚痴ではなく、学びや前向きな姿勢が感じられます。



「転職が多い=マイナス」じゃないよ。
でも、“同じ失敗を繰り返していないか”は必ず見られてる。
だからこそ、過去→学び→次の行動の流れを意識して話してみよう!
転職が多くても採用される人の特徴
「転職が多い=採用されにくい」とは限りません。
むしろ、経験を整理して伝えられる人ほど信頼できる人材として評価されます。
採用担当者が知りたいのは「回数」ではなく、「どんな理由で動き、どう成長してきたか」。
ここでは、転職が多くても採用される人に共通する3つの特徴を紹介します。
辞めた理由に一貫性がある
転職のたびに辞めた理由がバラバラだと、「また同じ理由で辞めるかも」と思われやすくなります。
しかし、方向性に一貫性がある人はむしろ印象が良いです。
たとえば、
- 「急性期でスキルを磨いたあと、慢性期で長く患者と関わりたい」
- 「夜勤中心から、日勤で体調を整えたい」
- 「働き方を整えて、家庭と両立したい」
など、どんな看護を目指したいかという軸が見えていればOK。
転職を「逃げ」ではなく、「次へのステップ」として語ることが大切です。
- 退職理由を並べるのではなく、「キャリアの流れ」として伝えると好印象。
例:「急性期での経験を経て、より継続的に患者さんと関わりたいと思い、クリニックへ転職しました。」
「次こそ長く働きたい」が具体的に伝わる
面接で「長く働きたい」と言う人は多いですが、採用担当者が求めているのは“なぜ今回は長く続けられそうなのか”という根拠です。
たとえば👇
- 「前職は夜勤が多く体調を崩したため、日勤のみの職場を選びました」
- 「人間関係で悩んだ経験から、少人数で連携できる職場を希望しています」
- 「通勤時間が長かったため、自宅から通いやすい場所を選びました」
このように“続けられる理由”を具体的に語ることで、信頼感が生まれます。
「無理なく働ける環境だからこそ、腰を据えて長く続けたい」
──この一言を添えるだけで、印象が一気に変わります。
経験の幅をポジティブにアピールできる
転職が多い人ほど、実は対応力と引き出しの多さが強みになります。
急性期、慢性期、クリニック、訪問看護など、環境が変わるたびに学びや気づきがあるはず。
それを「バラバラな経歴」としてではなく、“看護の幅を広げてきた成長ストーリー”として伝えましょう。
例:「いろいろな現場を経験したことで、どんな患者さんにも臨機応変に対応できるようになりました。」
面接では、「なぜ転職したか」より「何を得たか」を意識して話すと、印象が格段にアップします。



転職が多いって、“迷ってきた”じゃなくて、“探してきた”ってこと!
💬 面接での伝え方を詳しく知りたい方はこちら👇
👉 [看護師転職|面接でよく聞かれる質問5選と“失敗しない”回答のコツ]
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まとめ|転職回数より大切なのは“成長の軸”
看護師という仕事は、働く場所によって環境も人間関係もまったく違います。
だからこそ、転職を重ねながら自分に合う働き方を見つけていくことは、決して悪いことではありません。
大切なのは「何回転職したか」ではなく、
「その経験から何を学び、次にどう活かしたか」です。
夜勤で体調を崩したことも、人間関係で悩んだことも、
次の職場選びに活かせているなら、それは確実に成長の証。
環境を変えることは、逃げではなく自分を守るための選択です。
そして、自分に合った職場を見つけたとき、
初めて「長く働きたい」と心から思えるようになります。
転職はゴールではなく、より自分らしく働くための通過点。
回数よりも、どんな想いで選び、どう成長してきたかを胸を張って語れば大丈夫と私は考えています。
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